きのう朝からお昼くらいまで叩きつけるように降った豪雨にはほとほと泣かされました。
ちょうど出勤時間と重なり、パンツの裾はべっちゃべちゃ。
ブランドストーンのブーツにWESTERLYの傘で防御態勢はとっていましたが、この足元を除く下半身、最も晒される個所のひとつでありながら同時に防護策のとりづらいエリアといえます。
アウトドアショップに行けば、本格登山用のレインパンツは当然売っています。
ところがこれらはオーバーパンツの類が多く、またデザイン的にも街着には厳しいものがほとんど。
そんな需要と共有のアンバランスな世界に手を差し伸べてくれたのがおなじみMOSODELIAでした。
この3LAYER PANTSは、その名の通り防水透湿素材を表地と裏地で挟み込んだ三層構造の生地を用いた雨対応のパンツです。
この手の生地は一般的にゴアテックスが有名ですが、このパンツには世界屈指の合成繊維メーカーである小松精練製のSAITOS(サイトス)が採用されました。
耐水圧は20000mm/㎡(20m水を上に積まないと浸水しないレベル)、本格登山用レインウェアの性能に匹敵します。
ちなみに一般的な傘の生地が250mm/㎡と云われています。
透湿圧は8000g/㎡/24H、数値だけ見てもピンとこないのは私も同様ですが、平たく言えばこれもアウトドアギア級の蒸れにくさです。
オートバイ用のウェアにも使われる素材だけあって防水透湿性だけでなく防風性と耐久性にも優れており、少なくとも市街地での使用にこれ以上のスペックは必要ないでしょう。
サイド、バックポケットはファスナーで閉じることができ、
ファスナーはすべて止水タイプを使用しています。
どこまでも水を想定した仕様ですね。
ベルトループは付属していません(右腰に一か所だけループがありますが)。
その代わり腰の内側にはドローコードが通されています。
BASISBROEKのSENNEと同じく、隠れイージーパンツというわけです。
こんなギア感満載なスペックを備えつつも、パンツ自体はすっきりとしたシルエット、表にロゴひとつないシンプルなデザインです。
生地がテカテカしていないので、合わせる服の素材もそれほど選びません。
ワードローブに常備しておくととても安心な一本、雨ばかりのこの秋のお伴に、是非ご検討ください。
オンラインストアはこちらです→ ブラック/グリーン