からくりサーカス ~ ASEEDONCLOUD/ Automata pajama polo

弊ブログの熱心な読者の方であれば、時計職人のおじいさんの物語は諳んじてしまえるほど繰り返し目にしていることでしょう。

・さみしさ押し込めて 強い自分を守っていこ ~ ASEEDONCLOUD/ Automata engineer jacket
・バタフライ・エフェクト ~ ASEEDONCLOUD/ Recreation vest
・おじいさんといっしょに チクタクチクタク ~ ASEEDONCLOUD/ Automata engineer trousers

3人の主要人物がいるなか、これまではとくにおじいさんを中心にお話ししてきましたが、今回は亡くなったおばあさんにフォーカスしてみます。

おじいさんが手掛けた時計台で暮らしていた老夫婦。
時計職人であるおじいさんはそこで調整を日々行っていたわけです。

なんとなく流れから、おばあさんはおじいさんのサポートをしていたのかなと想像してしまいそうになりますが、実はおばあさん、専業主婦ではありませんでした。

おばあさんが病に倒れ亡くなるまでのあいだ、おじいさんは看病をしながら、何とか楽しませてあげようと、いくつものからくり人形を作っています。
なぜからくり人形を選んだのか、それはおばあさん自身も元気だったころ、からくり人形作りに勤しんでいたからです。

そんなおばあさんがパジャマとして着ていたのが、このAutomata pajama poloでした。


上質なコットンをたっぷり使って編み上げた生地は、心地好い重量感と穏やかな着心地を味わわせてくれます。

一般的なポロシャツより襟がやや高く、首筋に綺麗に沿います。
それは襟の下部の編みを変え、台襟状にしているから。

地味ながら効果的な工夫です。

欧州のリネンタオルを彷彿させるチェック型と組み合わさり、おなか周りで目を惹くのは、ジャカードで描かれた賑やかなからくり人形柄。

おばあさんの人形作りにかける情熱が伝わってきますね。

と、おばあさんの寝間着ではあるものの、もちろん男性が外で着ても違和感はありません。
そのため、当店では敢えてMサイズのみを仕入れました。
男性であればちょうどいい感じに、女性でもゆったりとした羽織もののように纏えるサイズ感です。

先入観にとらわれず、まずは一度袖を通してみてください。

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