冬の男祭りが始まりました!

澄み切った快晴の中、HAVERSACKとOlde Homesteader合同ポップアップイベント『男には自分の世界があるPt.3』が始まりました。

HAVERSACKからは普段取扱いのないXLサイズのコートもイベント限定で登場、背の高い方は必見ですよ。

Olde Homesteaderはいつものトランクスなどに加えてアンダーシャツの新型モックネックに新色オールドワーカーズブラック、

そして昨日少量工場から上がってきたばかりの出来立てホヤホヤ、極上の履き心地を誇るソックスが到着しました。

とくに本日と明日はHAVERSACKの村松さんとOlde Homesteaderの福原さんも在店(村松さんは終日、福原さんは夕方ごろまで)、たっぷりと濃厚なお話を楽しめる2日となっています。

一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます!


大地の詩 ~ EEL Products/ オーロラマンコート4.0

EEL Productsのラインナップのなかで、一寸特別な位置に立つのがオーロラマンコートです。

不変の定番として作り続けるのではなく、デザインの基礎は残しつつも、そのときEELが作り得る最高峰の防寒アウターとして送り出すコートに、この名が授けられています。

度重なる改良を経て今年いよいよバージョン4.0、その経験の蓄積は素晴らしい完成度を築き上げました。

今回の素材は強撚ウールを用いた肉厚なヘビーツイル。

厚いだけでなく高密度に織り上げられ、吹き荒ぶ北風も通しません。
それでいて綾目の間隔を適度に空けることで、生地が硬くなりすぎず、しなやかさを維持しています。
今までオーロラマンコートに採用した中で、最も暖かく軽く柔らかい、理想的な生地です。

ラグランスリーブ+袖下から脇へ至る接ぎのお陰で、厚手のコートでありながら腕は動かしやすくなっています。

すっぽりと被らずとも、首のみならず耳の辺りまで立体的に包み込む大振りのフードはオーロラマンコート特有のディテール。

前立ては手袋を嵌めたままでも開閉しやすいようにスナップボタンの比翼、

その下には排気の容易なダブルジップが隠されています。

フードから身頃全体に至るまで裏面を占めるふわふわのボアからも、その温もりが感じられますね。

今まで運動性を重視し袖裏には敢えて中綿を入れていませんでしたが、前述の軽く柔らかい生地のおかげもあり、今回はここにも動きを損なわない程度のキルティングが仕込まれています。

その袖口はリブ仕様。わずかな隙間からも冷気の浸入を許さないという強い意志を感じます。

でも指先は冷える?それならハンドウォーマーポケットに手を入れてください。
内袋は起毛素材で、じんわりと暖めてくれますよ。

このポケットとは別に収納ニーズに応えるマチ付きのフロントポケット、右側内部にはスマートフォン用の小ポケットが内蔵されています。
実に心憎い。

そもそもが「オーロラを見に行けるくらい暖かい」ゆえ命名されたわけですが、EELパタンナー氏が凍てつくアイスランドの地にて実際に身に纏い、オーロラを満喫したとの報告も受けています。

ここ数日急激に寒くなり、この週末もますます冷え込むと予報が出ているなか、確実な暖かさを求めるならばまずはこのコートでしょう。

是非一度、店頭にてお試しください。

オンラインストアはこちら→ ブラウン/ ネイビー


男には自分の世界がある Pt.3

早いもので2018年もあと3週間ばかり。
そんななか、今年最後となるイベント開催のおしらせです。

来たる12/15~24の期間、その圧倒的に濃厚なものづくりでお馴染みのHAVERSACKとOlde Homesteader共催による男祭りを開催します。

HAVERSACKからは今の時期に最適なアウター、ジャケットのみならず、最近世界的に評価の高まっているシャツやパンツなどフルアイテムをご用意し、Olde Homesteaderも負けじと極上のトランクス、アンダーシャツを全品番全色展開(ブランド創設以来ポップアップイベントとして最大級のボリュームで!)致します。

なお、アンダーシャツは新色ブラックのお披露目も兼ねていますので、ご期待ください。

さらに、15日16日はHAVERSACKでデザインアシスタントや生産管理などを務めるアトリエスタッフ村松さん、Olde Homesteaderディレクターの福原さんのご両名も終日店頭に立ち、各商品の詳細についてたっぷりと語っていただけることとなりました。

今年を締めくくるに相応しい、魅力ムンムンのお祭りです。

是非その世界観をお楽しみください!


初めて会ったとき感じてた 君は特別だって知ってたよ ~ EEL Products/ 冬物語

128年ぶりだとかの12月の夏日、それが続いてグエッと呻いた直後に急転この寒さ。
グエッ。

ええ、でもこれが本来あるべき姿なんです。

寒くなれば、あたたかい服を着ればいいじゃないですか。

その名前からして心まであたためてくれそうなEEL Productsの新作『冬物語』。

直線的に肌を刺す冬の凍てつきを掻き乱しほぐすような編み目、モックネックに近い詰まった襟元から、そのぬくもりが感じられます。

編み目といえば裾と袖口のリブの畦の間にはそれぞれ別の色が挟み込まれ、明るい印象を生み出しました。

肉厚ながらやわらかく伸びやかで、意外なほどに軽い着心地に、ホホと笑みがこぼれます。

このセーターを着てシェイクスピアを観劇し、そのあと暖房の効いた室内でビールでも飲みたくなる、そんな一枚です。

オンラインストアはこちらです→ オフホワイト/ ブラウン


放たれる矢のように ~ BORELIO/ 細畝コーデュロイスリムトラウザーズ

先日のNIKKEI STYLEの記事でも含ませている通り、当店のパンツのラインナップは現在やや太めが主流です。
それは時代がどうこうというより、穿き心地を重視した結果でもあります。

ワイド、または腰や腿回りにゆとりあるテーパードパンツ、あるいは細身でもCURLYのように素材や構造で気楽な着用感となっているもの、など。
やはり着ていて楽というのは素晴らしいことだと思います。

とはいえきゅっとした細身のパンツをお探しの方も決して少なくないゆえ、ちょっと楽な方向に偏り過ぎていたかな…と反省しておりました。

そんな次第で、久しぶりの細身パンツの登場です。

ベルギーにて1930年に創業した老舗トラウザーズ工場のファクトリーブランドBORELIO。
アントワープの高名なデザイナーの服の生産も請け負うその技術、そして欧州ならではの色気のある感覚は、やはり日本の服とは(どちらがいい悪いといった話でなくとも)ひと味違います。

素材は引き締まった質感の、上等なコーデュロイ。

今は太畝がトレンドではありますが、ここは敢えて細畝で。

このブランドは膨大な生地台帳から店舗が選んでオーダーするという生産方式をとっているため、おそらく当店以外ではこのモデルの細畝コーデュロイは取り扱っていないと思われます。

作りは基本的にはクラシカル。

腰にはコインポケットが設けられました。

ただ、ダブル裾の折り返しは5.5cmとかなり広く、これによりモダンな印象を生み出しています。

ちなみに、腿や裾だけでなく腰回りも股上の浅さが相まってきわめて小振りです。

サイズ表記上は44、46、48となっているものの、実質的には40、42、44くらいの感覚となっています。
たとえば他のブランドでSの方であれば、46をお選びください。

なかなか癖の強いサイズ感ではありますが、背がそこそこあり、ごく細身で、いつもパンツの腰がガバガバになってしまう、あるいは腰に合わせれば裾丈が足りなくなってしまう方には福音のような形でもあります。
おそらく44、目安として身長172cm体重45kg程度の体型が適正かと。

店主が若かりし頃そうであったように、細ければ何でも着られるというわけではないことを日々痛感されている方、是非一度お試しください。

オンラインストアはこちらです→ オリーブグレー/ チョコレートブラウン


赤く咲いても 冬の花 ~ EEL Products/ サザンカコート

EEL Productsの服の魅力は、何といっても表情の優しさです。

甘すぎず、渋すぎず、やわらかでちょっとユーモアを含んだその雰囲気は、他と替えが利きません。

そんなEELらしさが一際よく表れたこのコートが、晩秋から冬にかけて気持ちを豊かにしてくれることでしょう。

晩秋の花といえば山茶花、その名を冠したサザンカコートは、いわば名品サクラコートの冬バージョンです。

ウールのニット組織を縮絨したニットメルトンを用いており、柔らかさと程よい剛性感、そして高い保温性を備えています。

襟はピーコートのようにやや大振りに設計されました。
美しい曲線を描き、落ち着きがよく、そして立ち上げてチンストラップで留めれば首全体をしっかりと包み込んでくれます。

癖のないサイズ感とラグランスリーブのおかげで、薄着の上でも厚手のニットやジャケットの上でも羽織れますし、先述の通り保温性は高いため厳冬期に限らず活躍してくれるはずです。

くわえて、こちらをご覧ください。

前立ての裏面に謎のスナップボタンが設けられていますね。

こちら、昨年展開したコンフォートIDと同一規格となっておりまして、なんと両者は合体可能となっています。

現在コンフォートIDはキャメル、ネイビーともにM一枚ずつのみの在庫となっていますので、Mが適正サイズで、かつセットでのご着用をお考えの方は、どうぞお早めに。

オンラインストアはこちらです→
サザンカコート グレー/ ネイビー
コンフォートID キャメル/ ネイビー


魔法使いの丘 ~ JENNIFER KENT/ SHETLAND SWEATER

先日のスコットランドフェアのときにちらっとご紹介しましたが、マフラーでお馴染みJENNIFER KENTより、今季はセーターも登場致しました。

これがまた実に素晴らしい出来ばえでして、イベント終了後も3色を継続して展開させていただいています。

寡黙なマスタードカラー”クミン”、

落ち着きと明るさを兼ね備えたオレンジ”スパイス”、

そして紫に近いバーガンディ、なぜかその名は”ウィザード(魔術師)”、

それぞれ単色に見えて、複数種類の糸が混ぜ込まれています。

この絶妙な配合によって、奥行きのある色調が生まれました。

素材は当然地元スコットランドより、シェトランドシープの毛を。
高級ニットの産地として名高い、同じくスコットランドはホーウィックの工場にて編み立てられています。

パーツごとではなく一着丸ごとで編まれ、縫製/接合箇所がない構造です。

その着心地は軽く、のびやか。

SとMの2サイズ展開でして、S表記で一般的なS~Mの間くらい、M表記でM~Lの間くらいの大きさとなっています。

主役としても脇役としても、この晩秋から真冬にかけて大活躍してくれることでしょう。

マフラーと合わせ、是非一度お試しを。

オンラインストアはこちらです→ クミン/ スパイス/ ウィザード


メディア掲載のお報せ ~ NIKKEI STYLEにて店主登場しています

畏れ多くも、NIKKEI STYLEにてえらそうに講釈を垂れ流すさまが公開されました。

大人は「小技」に走らない 余裕のジャケパンスタイル – NIKKEI STYLE

ここで着用しているKESTIN HAREのSTAC BLAZERとcomm. arch.のニットについて、もう少し詳細を。

肉厚でしなやかなコットンモールスキン(だと思います…)を用いた、一枚仕立てのジャケットです。

ワークジャケットをベースにしてあるだけあって合理的な設計となっており、ポケットは、手を入れやすい角度に設定されています。

袖は若干長めに設定されていますが、折り返すこともできるようになっています。

記事本文中でも店主は折って着用しました。

今の時期は勿論、春先まで長く着られる一枚です。

なお、店主の伝え方がまずく本文中で
「コットンのジャケットにハイゲージを合わせてしまうと、どうしても寂しい印象になってしまう」
とありますが、これは公開時期(12月中旬になる可能性がありました)を想定して喋ったもので、少し寒々しいのでは、ということを言いたかったのですが、言葉不足でした…
相性自体はまったく悪くありません。
秋や春であれば、むしろハイゲージニットとの組み合わせはお薦めです。

本文中で着用したモックネックセーターはまさにこれからの時期に最適。

南豪ビクトリア州ジロン地方で採れるジロンラムの細い羊毛のみを用いて、カシミア用の紡績を行うことで繊細な肌触りを実現しました。

ゆったりしすぎずタイトすぎず、実に使い勝手のよいバランスで、ついつい出番も増えることでしょう。

delightful tooでオーダーした靴を除き、現段階で着用商品はすべてまだ購入可能です。

オンラインストアはこちら。
KESTIN HARE/ STAC BLAZER(色違いはこちら
comm. arch./ Hand Framed Mock B.B.(色違いはこちら
blanc/ west-point(wide)(色違いはこちら


羽織かくして 袖ひきとめて どうでもけふは行かんすかと 言ひつつ立つて櫺子窓 ~ HAVERSACK/ 高密度ウールエターミンフーデッドコート

ぼんやりと、無為に日々を過ごしているうちに、11月も終わりを迎えようとしています。

来たる師走となればすっかり晩秋、じきに冬の様相に移り変わって、来年のことを言っても鬼は笑わず。

装いに関しても、いよいよ防寒性の高いしっかりとしたコートの出番が増す時期です。

今季はとりわけコートが豊作で、ブログやインスタグラムに載らないまま早々に巣立っていった商品もある状況、残り在庫一点となってしまったこの傑作は、本格的な冬の来る前に是非ともご紹介せねばと思っていました。

ハバーサックが送り出してきたモッズコートのような佇まいのフード付きコートは、高密度に織られたカシミア混ウールのエターミン生地で仕立てられ、軍物にはない凛とした雰囲気を備えています。

裏地はフードから身頃に至るまで全面ボアフリースが張られ、防風性の高い表生地と合わさって非常に保温性に優れています。

袖口はリブ仕様で、冷気の浸入を防ぎます。

前立てはファスナーとスナップの組み合わせで、留めても開けてもすっきりしています。

フム、実にいいコートです。

しかしながら、最大の特徴は上記事項ではありません。

このフード、よく見るとファスナーで本体と接合されていますね。
ちょっと外してみましょうか…

するとそこに現れたるは和服のような佇まい。

首から胸元へ延びた、襦袢の半衿を思わせるリブが、何とも文士的様相です。

通常こうしたフードの取り外しが可能な服は、それでもそこまで雰囲気が変わらないものですが、このコートはまったく別の顔を見せてきます。

和洋折衷を唱えた幕末の朱子学者、斎藤拙堂も驚くことでしょう。
実に面妖な、しかし強烈な引力を放つ、唯一無二の逸品です。

現在(2018/11/27)Lサイズ一着を残すのみとなりました。
若い方から熟練の男性まで、我こそはと思われる方は是非お試しください。

オンラインストアはこちらです