靴とYシャツと私 Pt.3

なかなか先の見えない疫禍、イベントを開催するのもなかなか気の引ける状況が続いていましたが、久々にやってみることにしました。

2年ぶりとなるdelightful toolとholo shirts.の合同受注会、”靴とYシャツと私”。

10/9(土)~10/10(日)の、2日限定開催です。

ご愛用者も多いプレーントウでお馴染みのdelightful toolは、いままで底付けの方法がマッケイと9分仕立ての2種類だったところ、その中間に位置するグッドイヤー・ウェルテッド製法もお選びいただけるようになりました。

気になる価格は、
・マッケイ 税込71500円~
・グッドイヤーウェルテッド 税込85800円~
・9分仕立て 税込99000円~

です。

どの製法が一番えらいとかそういうことはなく、どんな靴を作りたいのか、どんなふうに履きたいのか、そうしたところから逆算して最適解を導き出します。
その違いについてなど、受注会でディレクターの寺田さんとじっくり相談しながら、スペシャルな一足を作ってください。

オーダー製作につき、お渡しは来年の1~2月ごろとなる見込みです。
完成を待つ時間もまたオーダーの醍醐味としてお愉しみいただければ幸いです。

一方holo shirts.は、いつものシャツはもちろん、オリジナルのジャケットも登場しました。

その名もパスポートジャケット。

軽くて柔らかくて、きちんと見えるけど楽に崩せる。
日常生活は無論のこと、旅のお伴とするのにも実に具合のいいジャケットです。

裏側にはパスポートを忍ばせておけるポケットもついています。

こちら気になるお値段は税込で33000円~
35200~39600円くらいの層の生地が、厚みなどからジャケットにはお薦めとのことです。

ちなみに、シャツのオーダー価格の目安は、
・長袖 税込22000円~
・半袖 税込19800円~
・ワンピース 税込38500円~

となります。

納期は、靴同様に来年の1月くらいになる予定です。

ちなみに、今回は感染防止のため、事前予約制とさせていただきます。
靴で2時間、シャツで1時間の枠です。

予約は、下記サイトからお願い致します。

・delightful tool
https://coubic.com/euphonica/847416

・holo shirts.
https://coubic.com/euphonica/444038

あるいは、メール(euphonica.ykhm@gmail.com)でも承ります。

delightful toolディレクターの寺田さん、holo shirts.ディレクターの窪田さんについては、以前当店で対談企画を行いました。
お人柄のみならず、ものづくりの姿勢、哲学など、いろいろと表れていますので、是非お読みください。

作り手から知るその価値 ~ delightful tool 寺田太郎氏×holo shirts. 窪田健吾氏 対談

なお、イベントの開催期間中も、通常の商品の販売は行っております。
イベントではなく当店のレギュラー商品をお求めのお客様に関しては、事前の予約は不要です。
お好きなときにお越しくださいませ。

皆様のお越しをお待ちしております!


FACYにて私的プレイリストを公開しました

おなじみFACYのプレイリスト第7弾。

あのお店のプレイリスト|仲町台Euphonica vol.7「夏の名残り」 – FACY MEN

加速する涼しさに「ちょっと遅きに失したか…」と心配していましたが、うまいこと残暑が戻ってくれました。

秋本番に至る短い時間を、このプレイリストとともにご堪能いただければ幸いです。
どうぞお聴きください。


星をみるひと ~ EEL Products/ フラットシャツ・スター

2年前に登場し、好評を博したEEL Productsのフラットシャツ。

同ブランド史上屈指のミニマルでクリーンなデザインのシャツでしたが、しばらく見ないうちに、いったい何があったのでしょう。


あの清楚な姿はどこへやら、過去なんて捨てたのと言わんばかりに艶めかしい色気をプンプンと漂わせています。

素材はコットンのベルベッティーン…いわゆる別珍です。

起毛が描くセンシュアルな陰影が、深みのあるワインレッドを妖しく引き立てます。

ボタンは、ウェスタンシャツよろしく着脱の容易なスナップボタンを採用。

なにやら下卑た邪推を誘う、挑発的なあしらいではありませんか。

「あの子はもう昔のままじゃない、変わってしまったのよ…」
かつての姿を知る人は、そう嘆くかも知れません。
ちょっと待ってください、それは少々早とちりというものです。

たとえ色香を纏うとも、フラットシャツのフラットシャツたる所以は、そのままに残されています。

このシャツの構造的な最大の特徴は、そのパーツ編成にあります。
一般的なシャツには欠かせざる肩のヨークを完全に省略して本体と一体化させています。

通常接ぎ目が存在する部分が、それを模したダーツとなっているのがお判りいただけますでしょうか。

シャツ全体の縫製も極力ステッチを表に出さない仕様ですので、ますます紛れこみ、見分けがつきにくくなっています。

このもともと備わっていた特徴は変わることなく、しかしあらたな一面で我々を困惑させてしまうなんて、まったく油断ならないものです。

決して万人好みではないかも知れませんが、その本質に気づいた方は逃れようもなく魅了されてしまうことでしょう。

オンラインストアはこちらです


いつか見える… きっとわかる… ~ K.ITO/ 圧縮スムースカーディガン

K.ITOを取り扱い始めて4度目の秋になります、今回は定番のカーディガンはご用意していません。

しかしその不在を感じさせぬほど、代わりとなる新型にはあらたな可能性と魅力が溢れています。




今回はいつものウールの天竺素材ではなく、ウールはウールでも表裏同じ面となっているスムース(インターロック)を圧縮した生地を用いています。

もっちりした質感とすぐれた伸縮性を備え、なおかつ型崩れしにくい素材です。
潤うような艶も、実に官能的ですね。

先に挙げた画像をご覧の通り、前立てはダブルブレストのような(あるいは和服のような)左右非対称のデザインとなっています。
しかしこの重なりはかなり深く、実際は左右の身頃はほぼ対称です。
ちょっと説明が難しいところですが、ボタンをすべて開けてみるとその整ったバランスがお判りいただけるかと思われます。

こうしたユニークな構造はデザイン画だけで完結したものではなく、たとえばこの前立てのずれを防ぐべく裏に補助ボタンが設けられ、なおかつボタンの開閉による生地の伸びを防ぐべく、補強テープが施されています。

このリアリティからも、裏方として多くのブランドを支えてきたK.ITOの実力が見て取れますね。

それ以外にも、運動性の高い袖付けだったり、独特の円いシルエットなど、じっくりと見て、着てはじめて伝わる要素に溢れた玄人好みのカーディガンです。

目の厳しいお客様方を唸らせ続けるその服作り。
どうぞ存分にお愉しみください。

オンラインストアはこちらです→ ブルーグレー/ ネイビー/ ブラック


言葉はいらない 笑顔がありゃア ~ HAVERSACK/ モールスキンカラーレスショートジャケット

前回のシャツに引き続き、モールスキンの服の紹介です。

しかし、同じ名前の生地であっても、その印象はまるで異なります。


トレンドや世の流れがどうであれ、独自のスタンスの服作りを貫くHAVERSACKならではの、剛健な一着。

画像だけでも伝わるこの肉厚な質感は、ワークウェアやミリタリーウェアに採用されてきた歴史を物語ります。

「もぐらの皮」の名が示す通りの土臭い起毛の具合がまた実にそそりますね。

しかしながら、ただ武骨で男臭いというだけでは当店に並ぶはずもなし、それはとくにHAVERSACKを愛好するお客様であれば言うまでもないでしょう。

ナットの殻を削り出した、豊かな風合いのボタン、

ぐっと前に振られた立体的な袖を彩る袖口の流麗なデザイン、

すっきりした両玉縁のドレッシーなポケットと、

素材の魅力をスポイルすることなく、作業着の枠に収まらぬ高次元の服とすべく丁寧な編集がなされています。

秋冬物のジャケットであるにも拘わらず裏地は前身頃にしかついていませんが、

そもそもこのモールスキン自体がかなりしっかりしていますので、それも不都合はないはずです。

逆に、こうした軽快な仕立てによって、重さのない着用感を楽しめます。

これから多少の気温の上下はあるにしても、季節はどんどん秋に向かっていきます。
どうしても娯楽の機会が少ない時代だからこそ、服でその移ろいを楽しんでいきたいですね。

オンラインストアはこちらです


もぐら部隊の先頭切って ~ niuhans/ Military Moleskin Suede Regular Collar Shirt

はや夏気分は遠くなりにけり。
ここ数日久々に残暑を感じはしますが、可愛いものです。

それにしても、たまの晴天も何の言い訳にすらならないほど、今月はどうにもすっきりしない天候が続いています。
少し前まで太陽の季節だったことを忘れてしまうのも無理ありません。

ならばいまはただ粛々と秋本番に臨む準備を進めていきましょう。

形状そのものに季節感の薄いシャツだって、素材を変えれば秋らしさ、そして冬らしさは楽しめます。




niuhansらしい透徹なデザインに、あたたかな素材を乗せたシャツの登場です。

ミリタリー由来のモールスキンを薄手にアレンジし、さらにスウェード調の起毛加工を施した生地。
ふんわりしたやわらかさと、やさしい暖かさが、北風の季節に嬉しくなります。

このぬくもりに満ちた素材を用いながらも、たとえば小振りの襟であったり、鋭角的な肩のつくり、それにステッチを極力見せない縫製など細かなデザインワークによって、ほっこりしすぎない、絶妙なバランスを保っています。

ボタンは、涼しい質感の貝ボタンではなく、この生地の特徴に調和する水牛の角を採用しました。

モールスキン特有のがっしりした剛性感はほぼありませんから、実質的にネルシャツのようなものとお考えいただければよいと思います。

それにしてはずいぶんと上品ですけどね。

オンラインストアはこちらです→ チョコレート/ ネイビー/ カーキ


人脈が開放されました

言うなれば、人間ブローカーでしょうか。
川内主税(かわうちちから)さんという不思議な人物に関して、その肩書きを強いてひとことで表すとこうなると思います。

川内さんはフリーランスでアパレル営業を請け負ったりと、大きな組織に属さずいろいろと活躍されている方です。
だれもが知る世界的なデザイナーズブランドから小規模のファクトリーブランドに至るまでと、幅広くクライアントを抱えています。

ゆえに基本的に年がら年中全国を周っているわけですが、次第に、これだけ各地には興味深い活動をしている人がいっぱいいるのに、皆が点として散在しているためお互いがお互いを知らないままになっている、そのことについて勿体ないと感じるようになったようです。

そこで点在する個の存在を知らしめ、そのままでは起こりえない化学反応を発生させるべく「人脈開放宣言」を発足させました。

過去にも全国のアパレル関係者を集めたイベントなどを行ってきましたが、少し前からYouTubeにも手を伸ばし、実際に現地に赴いて、川内さんの気になる人物を紹介する動画を続々と公開。

その対象はアパレルに限らず、デザイナー(YOAKのデザイナーである広本さんも登場しています)や画家など、広範囲にわたります。

そんななか、ついに当店店主も「開放」されることとなりました。

実際のインタビューはおよそ2時間に及び、それを約20分に編集しています。

事前のプランもなくただカメラの前でテーマも定めず喋り続けただけですから、編集はたいへんだったはずです。

店主の挙動不審な動きもまた気持ちが悪く、自分では「大丈夫かこれ…」と思わずにいられませんが、どうぞご笑覧くださいませ。


たまもの ~ tilt The authentincs/ Out Tuck Slim Trousers & In Tuck Semi Wide Slacks

どのアイテムも驚くほど高水準なtilt The authenticsですが、とくにブランド発足時からのファンの皆様から一際評価が高いのが、パンツ類です。

毎シーズン入荷のタイミングで新型をご購入されるお客様もいらっしゃるほどで、デビューからずっと見続けている当店からしても、デザインと品質へのストイックなまでの追求には唸らされるばかり。

在庫をご用意できるいまのうちにご紹介を急ぐことにしましょう。

まずはtiltといえばのテーパードパンツ。

素材はコットンのチノクロス…要はこれ、「チノパン」です。

しかし、その馴染み深い名から聯想する姿とは、また随分と隔たりを感じますね。

高密度に織られた上等な素材、美しいシルエット、そうした部分はもちろんのこと、よく見ると細部にも入念な仕事が見られ、このパンツの完成度をより高めています。

まず特徴的なのがヒップポケットの角度です。

正面から見たときの緊張感を絶妙に外すハの字に、控えめなユーモアが覗きます。

一箇所のみ変則的につけられたベルトループも油断できません。

右正面の腰位置にはひっそりとコインポケットが。

腰裏にはマーバルトが設けられ、腰回りのフィット感を高めています。

当然の如く、裏のパイピングの始末などもごく丁寧です。

「チノパン」にして「チノパン」に非ず、”tilt the authentics”の名を体現したような一本です。

お次はがらりと雰囲気を変えて、ウールのスラックスを。

やや細身のテーパードパンツが代名詞的な存在となっている同ブランドでは珍しいセミワイド型で、それほど季節感の強くないウールギャバジンで仕立てられています。

上品なウールパンツでありつつも、ただそれだけでは当然終わりません。

腰のシームポケットは軍用のパンツから引用し、

先に挙げたパンツ同様、ベルトループにも敢えてアンバランスさを付与しています。

脚部のシルエットはややワイドですが、腰回りをすっきりとさせており(プリーツも浅めです)、全体的なボリュームは抑えられています。
そこから流れるラインを、程よい重みのあるダブルの裾が締め、物語が成就するというわけです。

どちらがお薦めと問われても、もうご要望やサイズ次第としか言いようのないほど甲乙つけがたい両者。

例によって穿いてみないことには魅力が完全に伝わらない服ですから、是非一度お試しください。

オンラインストアはこちらです→ Out Tuck Slim Trousers(キャメル)/ In Tuck Semi Wide Slacks(ミディアムグレー)


生まれてはじめて 心が躍るの ~ Jeanik/ 2nd Type Denim Jacket

出し抜けに個人的な話で恐縮ですが、実は店主はいままで一度もいわゆるGジャンを所持したことがありません。

小学校高学年のときにゆったりしたケミカルウォッシュのものがヤンチャな同級生を中心に人気で、なんとなくその粗暴な印象が強かったというのもありますが、単にそれほど好みでもなく、とにかく似合わない。

素敵に着こなしている方を見るとああいいなとは感じていたものの、常にnot for meだなと距離を置いた目で見てきました。

そうした個人的な理由もあって、当店での取扱いも過去一度のみ。
それもレディースで、上品なツイルを使用した”Gジャンタイプのブルゾン”でしたから、実質的には別物です。

たまに男性のお客さまからご要望を頂戴してはいましたから探してはみても、自分の好みや判断基準を超えるほどの一着には巡り合えませんでした。

しかし、それももう過去の話に。

好みを超えるどころか、自分でも着てみたい、欲しい、初めて心からそう思える逸品に出会ってしまったからです。


初のお披露目となります、新進ブランドJeanik(ジーニック)。

まあ初といっても当然の話で、2021AWにデビューしたばかりのホヤホヤです。

デザイナーは非公表となっておりまして、代理店さんから断片的に入る情報によると、どうやら二人組とのこと。

公式ウェブサイトもなければSNSのアカウントもない、おまけにデビューコレクションがデニムジャケット2型のみ。
奥ゆかしすぎて心配になります。

そんな商売っ気のなさに、果たしてやる気があるのかと疑念を抱かずにいられないかも知れませんが、心配ご無用です。
このジャケットには、たしかな気概が感じられます。

デザインはまったくのオリジナルではなく、LEVI’Sの#507xx、通称”2nd”と呼ばれる型を雛形にしています。
1953~1962年にかけて生産されたこのオリジナルモデルは、進化の過程ならではの完成されきっていない魅力に溢れ、多くのブランドによって引用され続けていますから、見覚えのある方も多いことでしょう。

とはいえ、ヴィンテージそのものを復元しました、とか、当時のクオリティを再現しました、とか、そんな切り口はここ30年でさんざん出尽くしました。
もうおなかいっぱいです。

このデザインのもつ普遍的な佳さを踏襲しながらも、現代の都市生活で着る服としてどこまで昇華できるのか、Jeanikのデニムジャケットはその先を見ています。

まず、何と言っても大きな違いはそのシルエット。

着用写真をご用意できないのが申し訳ないのですが、細すぎず太すぎず、着丈も短すぎず長すぎずと、トレンドから一歩距離を置いた、中庸なサイズバランスです。
アームホールも袖もいまどきの基準から言えばタイト気味で、とはいえピチピチというほどではありません。

このすっきりしたシルエットと着心地を両立させるのが前振り袖をはじめとした立体的な仕立てでして、ストレスなく、かつ着用時に一番服が綺麗に見えるよう設計されています。

もちろんそれだけではありません。
ステッチの配色使いも見事。

通常、メインの縫製糸の色がオレンジであれば、ダブルステッチはオレンジ1トーンだったり、あるいは黄色とのコンビにすることが多いのですが、このジャケットではオレンジ+ネイビーの組み合わせで施されています。

このネイビーが生地の色と同化するため、遠目からはシングルステッチのように見え、この視覚効果によってだいぶスマートな印象となるわけです。

この武骨さを軽減する工夫は胸ポケットのボタンを排したところにも窺えます。

胸ポケットといえば、ここもまた素晴らしい点として言及せずにいられないのが、ブランドロゴのタブの不在。

たしかにLEVI’Sではこの左胸部分に赤タブがついていますが、べつにほかのブランドがその意匠を再現すべき理由なんて、もっといえば外から見てどこのブランドだと他人が判別できる必要だってありませんよね。

ボタンにしてもそうです。わざわざLEVI’Sに倣ってロゴの刻印を入れるなんて、思考の放棄に他なりません。
このくらい徹底した匿名性こそが、求めるものです。

こうした洗練されたアレンジを施しながらも、安易にストレッチの効いたライトオンスのデニムで日和るのではなく、しっかりとした厚みの、ごわついた生地を採用するところに、このブランドがきちんと過去を学びリスペクトした結果いまの方法論に辿り着いたのだなというのが見て取れます。
ちなみに、一度洗いがかけられていますので(家庭用洗濯機の数回分のパワーで)、気になる縮みはほぼ出ません。そこはご安心を。

こうした絶妙な匙加減ゆえ、古着のスウェットや軍パンというよりも、シャツやウールのスラックスなどと組み合わせた方が、服の魅力をより引き出せそうです。

ようやく現れたデニムジャケット期待の新星。
どうぞその実力をお確かめください。

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レッツ・ステイ・トゥゲザー ~ HAVERSACK ATTIRE/ ウールモヘアシャツジャケット

涼しい日が続きます。

HAVERSACK ATTIREから届いた軽快な羽織ものが、さっそくその本領を発揮してくれそうです。


秋冬物では比較的珍しくシャリッとした肌触りを備えたこの生地は、ウールとモヘアを用いたシャンブレー。

チャコールグレーに見えますが、実は彩度の低いグリーンです。

ほぼ無彩色にして無彩色ではない微妙な匙加減の色調で、冷たさや無機質さがなく、且つさまざまな装いに対応することができます。

肩の裏のキュプラ地を除きほぼ裏地のない一枚仕立ての構造ですが、生地自体が比較的しっかりした厚みを備えていますので、そこまで風は通しません。

秋のみならず、春にも使い勝手がよさそうですね。

控えめな艶が美しいボタンは、水牛の角を使用したものです。

裾にはドローコード。

裾からの冷気の侵入を防いだり、あるいは着丈の調節などにも使えます。

一般的にシャツジャケットは春に多く出る傾向がありますが、気温の近い秋にも便利なもので、このタイミングでの登場は実に理に適っています。
脱ぎ着も楽でかさばりませんから、重宝することは間違いないでしょう。

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