たいへんお待たせ致しました、2月に開催されたKIMURA受注会にてオーダーいただいたシャツが、ほぼ納品されました。
ほぼ、と申しますのも、クレリックシャツだけがまだ少々お時間かかりそうでして、こちらは届き次第改めてお客様個々へお伝えさせていただきたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
たいへんお待たせ致しました、2月に開催されたKIMURA受注会にてオーダーいただいたシャツが、ほぼ納品されました。
ほぼ、と申しますのも、クレリックシャツだけがまだ少々お時間かかりそうでして、こちらは届き次第改めてお客様個々へお伝えさせていただきたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
店主が人質となり木村さんを全裸で走らせた甲斐あってか新作5needlesは全色完売、ついでに追加入荷していたnarrowing cardiganもほぼ完売(オンラインストアには出ていませんが、店頭にて廃色モデルのサンプルを販売しています)と、KIMURAの快進撃は止まりません。
このタイミングでさらなる新作が届いたのは僥倖というものです。
KIMURAといえばシャツカーディガンと云われるほど、ブランドの看板としてその名を轟かせているnarrowing cardigan。
オリジナルモデルはそのまま継続しつつも、新たな可能性を追求した派生形が登場しました。
narrowing cardiganでは部分使いされていたパイピングをデザインの根幹として取り上げた、narrowing piping cardigan。
こう簡単に説明してしまえば大したことのないアレンジのように受け取られてしまうかも知れませんが、いえいえKIMURAですよ。
我々の想像の範疇など軽々と超えてきています。
まずそのパイピングですが、首から裾にかけて、そしてまた首にかけて、一本の線がぐるりと縁取りとしてあしらわれています。
前立てのボタンホールは、このパイピングの中央に開けられました。
これ実はかなり珍しい仕様で、今回木村さんがボタンホール工場さんと打ち合わせを重ねることで、ようやく実現したのだとか。
ちらりちらりと見せているように、裾の生地の扱い方も何か不思議な印象。
ふわりとした謎の立体感がありますね。
なんと、裾のあたりで直角に折り曲げています。
ストライプの流れをご覧ください。
ここでまたパイピングの話に戻りますが、今回のパイピングの仕様を採用するにあたり必然的に発生する端と端の接合部分、その露出を避けるべく、つなぎ目を裾の脇に配置し、上から三角ガセットを重ねることで目下の問題を解決しました。
このガセットの縫い留め方にもご注目。
ガセットにミシンのステッチが乗るのは美しくないと、表面の端ぎりぎりのところで手作業によるまつり縫いが施されています。
何たる仕事の細かさでしょう。
こうした構造の妙技のみならず、生地にもKIMURAならではの審美眼が光ります。
イタリアで100年以上に亘って上等な生地を作り続けているMONTI社のブロードを採用、柄の美しさはご覧の通り、そこにくわえてホホ笑みのこぼれる肌触りです。
しっとりと、なめらかで、すっと摩擦なく指が滑るその質感は、とても言葉では表しきれません。
と、どこをとっても圧倒的な一枚。
5needlesと並び、KIMURAがさらなる飛躍を遂げた今シーズンの重要な作品のひとつとして、きっと後世まで伝えられることでしょう。
さて、そんな新作とはまた少し違うお話ですが。
先日お伝えしましたように、現在『あつまれ どうぶつの森』でKIMURAのシャツを配布していまして、この度そこに新しい仲間が加わりました。
yoke_1ではありますが、このモデルのこの色は、お客様の個人オーダー分一着しか今のところ作られたことがなく、当店に限らず一度たりとも店頭に並んだことがありません。
そんな稀少な配色を、あつ森限定で皆様へ配布致します。
Nintendo Switchオンライン登録されているあつ森ユーザの皆さま、どうぞ森での生活にお役立てください。
オンラインストアはこちらです
からりと心地好い初夏の乾いた風はいつしか重く湿ったそれに代わりつつあり、いよいよ梅雨が近づいていることを知らせてくれます。
じっとりとぬるかったりやや肌寒かったりと移りげな時期を越えれば、その先には灼熱の季節が。
今この時期から夏本番に臨み身に纏うとしたら、こんな服でしょうか。
慣れた方なら服を見た瞬間にブランドを察知できるのでは、そう、HAVERSACK ATTIREのプルオーバーシャツ型ブルゾンです。
古来より日本でも馴染みのある麻で、すぐれた吸湿発散性とひんやりした触感を備え、高温多湿の環境にはとても適しています。
一方でこのラミー、ざらつきや若干のチクチクした刺激があることが多く、あまり好まない方もいらっしゃるようです。
が、今回使用されている生地に関しては心配ご無用、店主もこれがラミーかと疑ったほどに、なめらかでただただ快適な触感です。
インクジェットプリントされた美麗な文様につい目が行きますが、この肌触りは見逃せません。
ATTIREですから当然服自体の作り込みも尋常ではなく、開襟タイプの襟元は閉じることが可能で、このようにがらりと表情を変えられます。
今季のハバーサックに多く見られるこのドローコード使い、きゅっと絞って股上の深いパンツなどに合わせると、何とも不思議な色気が生まれます。
全体的にインパクトが強烈で、玄人向けの服ですから、合わせ方云々は語るだけ野暮というものでしょう。
お好きなよう、存分にお楽しみください。
オンラインストアはこちらです→ イエロー×ネイビー/ ピンク×グレー
今やすっかりお馴染みとなった狂気の肌着ブランド、Olde Homesteader。
いつしか自然と呼ばれるようになった下着の魔人という愛称も、じわりじわりと当店のお客様に拡がりつつあります。
その特徴は言わずもがな、一度着れば病みつきになる着心地、高い耐久性、そして”匂い”。
ディレクターである福原さんの趣味嗜好がこれでもかとばかり詰め込まれたユーロアンティークの芳香は、現代に生まれたまっさらな新品であるにも拘わらず、半世紀以上前から存在していたような迫力に満ちています。
祐天寺のアトリエであるOLDE THINGS(昨年6月に行われたItheのイベントでもお世話になりました!)から生み出されるその濃厚極まる下着の世界は、これからもずっとわれわれを楽しませてくれるはずです。
さてこのOlde Homesteader(以下OH)、それが魅力であると理解していても、あまりの圧力ゆえに人によっては気後れしてしまうこと無きにしもあらず。
また、もともと男性的なフレイヴァをあまり得意としない当店に於いては、OH自体がやや特異な立ち位置の存在でもありました。
そんななか、OHの培ってきた技術、それを具現化できる生産背景を活かす形で、新たな価値を創造する派生ブランド”Olde H & Daughter”が登場。
このブランドを手掛けるのは、ご自身も長年服作りのキャリアを積み重ね、現在は福原さんとともに二人三脚でOLDE THINGSを営む藤林さんです。
OHと同等の超弩級クオリティはそのままに、福原さんとは異なる視点から放たれるクリーンで中性的なデザインワーク、これは何が何でも当店でご紹介せねばとの思いに至りました。
先日入荷したばかりの、その第一弾をご紹介しましょう。
なめらかな肌触り、しっとりとした光沢を備えたスーピマコットンのインターロック(両面編み)で仕立てられています。
インターロックならではのふっくらとした程よい厚みのある肉感、そして高次元で両立した伸縮性と安定性は、下着用の素材として申し分ありません。
本体素材のみならず縫製糸にもご注目。
襟ぐりには伸縮性に優れた特殊な糸を、その他の部分は肌触りを考慮し綿糸と、部位によってもっとも適切な糸が選ばれています。
構造も、ただシンプルなだけではありません。
OHの肌着やTシャツ同様、肌にストレスをかけないよう肩に接ぎ目のない設計となっており、着用と洗濯を繰り返すことで一層体に馴染むよう作られています。
さらに、Olde H & Daughterならではの特徴として、背面が長く、ヒップラインに沿って裾が円くカットされています。
これは往時の下着から引用した仕様で、お尻や腰をを冷やさないような工夫です。
単品で外着として使えるものだとしても肌着が根本的なルーツであるという姿勢は、OHからしっかりと引き継がれているというわけですね。
くわえてもうひと型。クルーネックのTシャツ、こちらも素晴らしい。
こちらは、カリブ代表の海島綿とインド代表のスジャータ種を掛け合わせたスヴィンコットンの天竺素材で仕立てられました。
スヴィンは過去当店でも複数のブランド、商品でご提案してきましたが、油分が多く、しっとりとした肌触りと潤いのある艶が実に官能的な素材です。
このスヴィンを糸にするにあたり、毛羽が内側に向くよう撚ることで、着込んだ際の全体的な毛羽立ちが抑えられ、艶ややわらかな肌触りといった風合いが持続します。
ただ高級な糸を使いました、では終わらないというわけですね。
縫製糸のチョイスや接ぎのない肩、円くカットされたヒップラインは、タンクトップと同じです。
なお、タンクトップ、Tシャツともに、下げ札の代わりの布がブランドタグに縫い留められています。
着用時は縫い糸を切って外してください。
このブランドの登場により、さらに多くの方にOLDE THINGS発信の服をお楽しみいただけることは、とても悦ばしいことです。
これら2型をはじめ、今後の展開にどうぞご期待あれ。
オンラインストアはこちらです→
INTERLOCK SLEEVELESS VESTS オフホワイト
SUVIN PLAIN STITCH CREW NECK SHORT SLEEVE セージグリーン/ ブラウン/ オフホワイト
悲しみに濡れるような靉靆とした空模様が続き、しばらく店内が撮影のための明るさを確保できていませんでしたので、久々の新商品紹介となりますね。
何事もいい面悪い面があるもので、先述の天候ゆえに一時期のはしゃぎすぎた夏日が沈静、これで薄い羽織ものなどを気兼ねなくご紹介できます。
気がつけば6月の背中も見えてきました。
初夏の陽気に惑わされるべからず、梅雨冷えにはご用心あれ。
さて、そんな次第で本日披露しますのは、今季も人気炸裂のIthe。
上品な風合いと清涼な着心地を楽しめるポリエステル混のサマーウールで仕立てられたアノラック”No.38-LB”と
まずはアノラックからご覧いただきましょう。
過去に存在した服を見立て直し再構築する手法が特徴のItheがこの度サンプリングしたのは、1980年代のL.L.Bean。
旧き良きアメリカのアウトドアウェア、土の匂いのする服です。
ここで用いられていたナイロンをしなやかなサマーウールに乗せ換えることで、スポーティーな要素を削り落としています。
ウールと聞くと暑そうに感じるかも知れませんが、べたつかずさらりとした肌触り、風通しのよさはそんな固定観念を覆すにじゅうぶんなほどで、じめっとした梅雨時や夏の香りの残る秋口でも快適にお召しいただけます。
服自体を丸めて胸のポケットに収納できるパッカブルタイプだった元ネタのディテールはそのまま踏襲していますが、素材が素材だけにそのような使い方はお薦めできないとのことです。
機能というよりも、含みのあるユーモアとして、また単純にポケットとしてお楽しみください。
胸ポケットの下、お腹の当たりにもハンドポケットが設けられています。
ここが意外なほど具合のいい位置で、ついつい手を通してしまいそうです。
素材以外のディテールの何もかもを再現しているわけではなく、たとえば元ネタでは小さすぎてほぼ頭が入らないような謎仕様フードは見直され、小振りながら被りやすいサイズへ変更されています。
こうした、遊びと実用のバランス感覚もまた、Itheの大きな魅力です。
さてもう一方のパンツはといえば、これもまた’80年代におそらく量販店あるいはスポーツ用品店で売られていた、FILAのトラックパンツ。
こう言っては何ですが、別に品質が高いわけでなく画期的な構造でもなく、同時代の類似製品にくらべ特段優れた点の見当たらない、ありふれた運動着です。
ポジティブに表現すれば、そのチープな愛嬌が微笑ましい。
しかし、Itheの手にかかって構造そのものを抽出されると、お気楽さはそのままに、凛と大人の着用に堪え得る一本へと昇華致します。
サイドのFロゴ羅列のテープは本体と共生地のサマーウールで再現されているのですが、これがさながらタキシードパンツの側章のようにさえ見えてしまうから不思議です。
太めのシルエットは空気の流れを生み、真夏でも快適にお召しいただけます。
例によって、ご紹介を前にさっそく店頭から巣立ち始めてきました。
先日ご紹介のセットアップもすでに完売間近(2020/5/23時点)で、コロナ禍などないかの如く、Itheの人気は留まるところを知りません。
今回も、気になる方はどうぞお早めに。
オンラインストアはこちら→ No.38-LB/ No.23-F-TP
Nintendo Switchのゲームソフト『あつまれ どうぶつの森』、噂に違わぬ中毒性です。
名前だけは聞いたことがあっても何をするものなのかご存知ない方にざっくり説明しますと、町役場のたぬきから融資を受けつつ家を増築し島を開拓し、
https://youtu.be/1DtNyFyvlLY
次第に増えていく住民たちとともに、そこでの生活を楽しむという何とも地味な内容なのですが、
https://youtu.be/RzBeNGPFdKA
こののんびりした自由さが、いつしかそれを失ってしまった大人たちの琴線を刺激します。
いま、世界は「あつまれ どうぶつの森」を求めている – WIRED
さてこのゲーム内では、自分でデザインした服(ある程度雛形は決まっていますが)を着ることもできまして、
https://youtu.be/LWmLNFdtQXc
はりねずみの姉妹が営む洋品店エイブルシスターズにオリジナルデザインの服を提供し、それをインターネットを通して他のユーザーが使用することも可能となっています。
これによって実際の金銭のやり取りが発生するわけではなく、あくまで個人が楽しむ範囲となりますから、却ってだれでも気軽に利用できるサービスです(ただし、有料のSwitchオンラインサービス加入が必須となります)。
ということで、デザイナーの木村さんの許諾を得て、店主のアカウントからKIMURAのシャツ2型を皆様と共有できるように致しました。
まずは、現在完売中のyoke_1。
ヴィンテージのダービージャケットに着想し、背面のヨーク(切り返し)をそのまま延長してシャツ自体を一周させ、その下から袖が付けられた仕様が特徴的なシャツです。
ゲーム内で着用するとこんな感じになります。
もうひと型は先日発売したばかりの新作、5needles/21pitch。
正面から見るとごくシンプルなデザインですが、脇と袖に異様な細かさで5列のステッチがかけられており、波打つような独特のパッカリングが美しい、新たな傑作です。
こちらはゲーム内ではご覧の通り。
なかなか入手困難なブランドゆえ、せめてゲーム内で多くの皆さまにお楽しみいただければと思います。
ご希望の方はエイブルシスターズのショーケースにアクセスし、画像の作者ID、または作品IDで検索してください。
特にご一報などは要りませんが、着用画像をお見せいただけたなら、単にうれしいです。
また、店主の住む「ゆらゆら島(娘が管理しており、命名も彼女によるものです。ゆらゆら帝国とはたぶん関係ありません)」も、他所様にお越しいただけるような状態には整えておりますので、ご希望の方はtwitterまたはInstagramの当店アカウントへDMをくださいませ。
実物のオンライン販売はこちら→
yoke_1 L.S. ブラウン(2020/5/21現在完売。お時間をいただければ受注対応可能です)
5needles/21pitch shirt ブルー/ ライトブルー/ ホワイト
私用のため、本日5/19の営業は19時で終了致します。 どうぞ宜しくお願い致します。
ここ数年で再評価の機運高まり定番として返り咲いた開襟シャツにくらべ、今一つ影が薄いのがイタリアンカラーです。
胸元から流れるようにつながる襟が描くVの字は、あっけらかんとした開襟にはないミステリアスな匂いを放ち、これはこれでよいもの。
ですがピッティウォモに集まるメンズバイヤー的イタリアンファッション人気が落ち着き、魅力とされたセクシャルな持ち味がむしろ巷で揶揄の対象となりつつある昨今のタイミングでは、なるほど確かに着目されにくいでしょう。
それを踏まえてこのイタリアンカラー、性の匂いをまったく感じさせないブランドであるtilt The authenticsが今季強く提案しているとなると、改めて見直さざるを得ません。
一般的なイタリアンカラーは胸元から一枚続きですが、ここにひと段落を置いて開襟の構造に寄せることで、甘さを取り除くことに成功しました。
春に登場したジャケットと同デザインですね。
さらに色気を削ぎ落すのがこの禁欲的な生地。
超長綿を用いた80双高密度ウェザークロスは、上品な光沢だけでなく硬質のハリを備え、服そのものをきりりと引き締めます。
くわえて、背面のギャザーを排することで、一層無機質な表情に仕上げました。
となると着心地が心配になるところですが、そこは型紙の完成度に定評のあるtilt。
立体的な裁断技術を駆使することで、プリーツなどで可動域に布のゆとりを入れることなく、その問題を解決してしまっています。
このように諸要素を再構築することで、イタリアンカラーの新たな境地を楽しめるシャツとなりました。
若い方はもちろん大人の男性、それも開襟やイタリアンカラーにまだちょっと抵抗のある方にこそお薦めですよ。
オンラインストアはこちらです→ ブラック/ ダークネイビー
昼の蒸し暑さにますます半袖気分が高まる一方で、それでも朝晩の涼しい風の心地好さを楽しむには、袖がないと少々の心もとなさも。
そこでお薦めなのが薄手の長袖シャツ、それもさらりとしたコットンリネンなら、言うことはありません。
ハバーサックが得意とするバンドカラーシャツは、開放的なリラックス感と凛とした緊張感のバランスの妙を味わえる品です。
落ち着いた配色でありながらも凛冽な印象をもたらすストライプ柄が、強い陽射しの下でわれわれの視覚をも涼ませます。
この部分はパンジャブ地方の民族衣装であり礼拝服でもあるクルタから着想した仕様となっており、ポケット口が横を向いているのに対し、ポケットの内袋自体は下に向かっています。
若干の使いづらさは否めませんが、これは敢えての設計となっていて、他人が知らぬ間にすっとポケットの中に手を入れて中の物を掏り取る、そうした被害のリスクを軽減するためです。
軽い上着など持たない日など特に、こうしたポケットは使えそうですね。
その点以外はとりたてエスニックな要素はないのに不思議とどことなくアジアの夏を感じさせる、目にも肌にも風通しがよい一着です。
さっそく店頭でも反応する方がちらほらと見えています。
どうぞお早めに!
オンラインストアはこちらです→ サックス/ ホワイト
「暑いっすね」
ここ数日、とくに陽の高い時間帯にご入店される方が口々に仰ります。
気温もさることながら、湿気もその濃さを増してきているように感じますし、4月が涼しかったぶん余計に気温の上昇が堪えるのかも知れません。
外界に目を見やれば、疫禍のなか羅生門さながらに民心は荒みはじめ、政府のえらいセンセイ方はご自身の懐を温めるべく火事場泥棒にいそしむばかりで、待てど暮らせど国家の威信をかけて莫大な税金を投入した縮むマスクは来ないし(要りませんけど)、来るべきお金も来ない(こっちは要ります)。
重なりにかさなる要因に、不快指数はとめどなく上がるばかりです。
何だかこう、パーッと爽快な気分になりたいものですね。
そういえば、EEL Productsからやけにご機嫌なシャツが届いていましたよ。
その名もクラップシャツ。
鮮やかな赤が目に楽しいコットンタイプライターで仕立てられた、ボックスシルエットの半袖シャツです。
このぱりっとした質感の生地と呼応するかのように、前立ては通常のボタンではなくスナップ留め(第一ボタンのみ共生地くるみボタン)となっています。
ボタンを留めて、一斉に外すと…
まるで貴方を、私を、心から称えるような拍手の音が響くではありませんか。
自然に笑みもこぼれます。
もちろん服は前提として脱ぐためでなく着るためのものですが、ほんの些末な日常の行為にもそんな感覚をしのばせるだけで、見える景色はきっと変わるはずですよ。
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